【リンカーン MKX 日本発表】先進の米国産プレミアムSUV

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プレミアム「CUV」を謳う、新型MKX。装備・機能を大幅に充実させながら価格は20万円安の630万円
プレミアム「CUV」を謳う、新型MKX。装備・機能を大幅に充実させながら価格は20万円安の630万円 全 18 枚 拡大写真

フォード・ジャパン・リミテッドは、プレミアムブランド・リンカーンの新型『MKX』を4月2日から発売すると発表した。新型は、直感的な操作を可能とした独自の先進テレマティクス「マイ・リンカーン・タッチ」を国内向けで始めて採用したモデルとなる。

新型MKXは、プレミアムセダンの快適性とアクティブなパフォーマンスを両立させた「クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル(CUV)」とフォードはアピールする。

フォード『マスタング』と同じ3.7リットルV6エンジンを搭載、最高出力を40psアップさせ309psとしながら、環境性能を向上させた。6速ATはマニュアルモードでの運転も可能。レギュラーガソリン対応で、経済性も高い。

エクステリアは、リンカーンのアイデンティティである「スプリット・ウィング・グリル」の採用をはじめ、デザインを一新。都会的で流れるような高級感あるデザインを継承しながら、「ウィング・シェイプ」のモチーフをフロントアンダーグリルやフォグランプ、リアのテールランプなどに取入れ、歴史あるリンカーンモデルであることを主張する。

インテリアは、ブラックレザーとウォールナットのウッドパネルに、クロームメタリックのアクセントを加えることで、落ち着いた高級感ある室内空間を実現した。

機能面での目玉は、先進のインターフェースを採用した車載テレマティクス「マイ・リンカーン・タッチ」だ。メーターパネル内の2つのディスプレイと、センターコンソールのタッチパネルディスプレイに車内の装備や情報を一元化、直感的な操作で、走行情報の確認、空調やオーディオ操作、ハンズフリー携帯電話などの操作を全て可能とする。マイクロソフトと共同開発した英語音声操作機能『SYNC』も搭載し、ボイスコマンドによる操作も可能とした。

この他、プレミアム性を高める装備として、パノラミック・ビスタルーフ、運転席・助手席10ウェイパワーシート、パワーランバーサポート、シートメモリーや、パワーリフトゲートを装備した。

MKXは1グレードのみ。全て左ハンドルで、車体色は「タキシードブラック」と「ホワイトプラチナム」を用意する。大幅に装備・機能を充実させながら、価格は従来より20万円安い、630万円に設定した。

《宮崎壮人》

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