昭和シェル、配送体制を大幅強化---灯油の小口配送も

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昭和シェル石油は、震災被害が甚大な東北地方向けの配送体制を強化する。出荷停止中のJONET八戸油槽所、塩釜油槽所から稼働可能なタンクローリーをJONET青森油槽所、秋田共同油槽所に配置するのに加え、西日本地区などからもタンクローリーを配車する。

また、JONET青森油槽所、秋田共同油槽所は、通常10時間の出荷時間で運営しているが、出荷時間を3~4時間延長して被災地への陸上出荷体制を強化する。

被災地は気温が低下しているものの、通電していないことや灯油不足で健康被害も懸念されている。同社は、灯油の円滑な配送に向けて積載容量3.5キロリットルの小型タンクローリーを仙台地区に10台搬送し、灯油を購入するためにサービスステーションを訪問できない人の小口配送を展開する。

さらに、被災者支援を目的に、200リットルドラム缶200本の灯油の寄付する。既に宮城県内の気仙沼市、栗原町、南三陸町に第1便の配送を完了し、第2便は気仙沼市、仙台市、登米市に向けて出荷した。

一方、被災地の緊急用途向けに、航空自衛隊入間基地、航空自衛隊松島基地、陸上自衛隊多賀城駐屯地に向けて200リットルドラム缶900本の灯油を順次輸送する予定。

《レスポンス編集部》

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