【高速道路新料金】被災者の心情を考え、現状維持

自動車 社会 政治
(23日16時・国交省) 撮影=中島みなみ
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4月1日から始まるはずだった高速道路新料金について、池口修次国土交通副大臣が23日夕方、会見した。

「被災地域の人々の心情を重く受け止め、現状を変えることによる混乱が生じないよう、現在の料金割引を継続する」と、発表した。

NEXCO系高速道路のほか、東京湾アクアライン、本四高速など、すべての高速道路で、現状の料金割引を維持する。

また、首都高速と阪神高速の料金制度も、現状のエリア定額料金を維持し、対距離料金制へ移行の議論を進めない。

上限制などの新料金とは別に、来年度の無料化社会実験の予算審議が続いている。衆議院では可決されたこの予算案については、国会での審議中として判断しなかったが、党内でも異論が出ていることもあり一部修正、あるいは不成立となる公算が強い。

時期については「当面延期する」とした。

池口氏は新料金制の延期について「制度の是非を言っているわけではない。他に大事な問題がある」と、話した。

《中島みなみ》

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