【バンコクモーターショー11】ホンダ ブリオ に注目する理由

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダ・ブリオ量産仕様
ホンダ・ブリオ量産仕様 全 5 枚 拡大写真
23日からバンコクモーターショーで一般に初公開されたホンダ『ブリオ』。そんなブリオにタイの人々が注目するのには理由がある。

ひとつは、購入価格が安いこと。タイ政府のエコカープロジェクトの基準を満たしたことで物品税(車両価格に含まれる)が減税措置となり、39万9900バーツ(約110万円)という低価格を実現。これはタイの一般庶民においてこれまで一般的な乗り物だったピックアップトラックよりもリーズナブルなプライスで、物価が日本の3分の1程度といわれるタイの人々にとっても「何とか手が届く商品」となっているのだ。

また、この価格は“中国製コンパクトカー”と変わらない価格であり、タイの人々の間にある「同じ値段を払うなら中国車よりもやっぱり日本車」という感情もブリオの人気を後押ししている。

また、リッターあたり40バーツ(約120円)程度するガソリン価格(物価水準を考えれば日本の3倍くらいの値段の感覚)も影響している。昨年発売された日産『マーチ』やこんど発表されたブリオは燃費がよく、ランニングコストの安さも注目される要素のひとつだ。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  2. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  3. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. BYDの3000馬力EV『YANGWANG U9』、496.22km/hで世界最速市販車に…ブガッティ『シロン』超えた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る