メルセデスベンツ、燃料電池車を Cクラス や Eクラス にも設定

エコカー EV
CクラスとEクラスにも燃料電池車が設定される計画だという(写真=Cクラスセダン)
CクラスとEクラスにも燃料電池車が設定される計画だという(写真=Cクラスセダン) 全 3 枚 拡大写真

現在、自動車誕生125周年を祝って、燃料電池車による世界一周ツアーを実施中のメルセデスベンツ。同社の次世代燃料電池車は、『Cクラス』や『Eクラス』といったセダンモデルにも設定されることが明らかになった。

これは17日、ダイムラーが次世代燃料電池スタックの製造工場をカナダに建設するという発表に合わせて公表されたもの。メルセデスベンツの燃料電池車は、初代が『Aクラス』、現行の2代目が『Bクラス』と、いずれもハッチバック車がベース。しかし次世代モデルでは、CクラスやEクラスなどのセダン系車種にも用意されることがアナウンスされた。

これは何を意味するか。現在、同社の燃料電池スタックは、そのサイズの制約から、二重フロア構造を採用するAクラスとBクラスにしか搭載していない。しかし、次世代燃料電池スタックは、現行比でサイズを大幅に小型化しながら、出力向上と効率アップを実現。これにより、CクラスやEクラスといったセダン系車種への搭載を可能にするのだ。

この次世代燃料スタックは、2012年からカナダで生産。2013年にはCクラスやEクラスに搭載され、少量ながら市販される計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る