仙台空港再生に一歩前進…排水作業進む

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国土交通省東北地方整備局は27日、東日本大震災で浸水した仙台空港と周辺地域について、排水作業が次の段階に進み「仙台空港再生の第一歩」となった、と発表した。

仙台空港周辺の低平地は津波により広範囲にわたって浸水した。国交省は同省が全国に配備している排水ポンプ車を集め、名取川河口から阿武隈川河口の湛水区域において、20日から湛水解消を重点的、機動的に実施している。

空港周辺では名取市や岩沼市、土地改良区などの協力を得て、この1週間の緊急排水で水位が低下したことによって、陸上自衛隊の捜索活動が開始された。

また水没していた仙台空港鉄道の仙台空港アクセス線のトンネル出入り口が水面上に姿を現した。28日からは仙台空港アクセス線再開に向けてトンネル内の排水に着手する。

緊急排水概要(26日時点)
●排水ポンプ車配備のべ台数:176台
●排水開始:20日(一部は13日)
●排水された水量:約440万立方m(25mプール約1万2000杯)

《高木啓》

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