エクソンモービル、東北地方への燃料供給を震災前の4割増に

自動車 ビジネス 企業動向

エクソンモービル・ジャパングループは、燃料不足が深刻な東北地方にあるグループ給油所ネットワークへの燃料油供給量が震災前の140%を上回るレベルに増やしたと発表した。

同社グループは東日本大震災の影響でガソリンや灯油などの燃料不足が深刻化している東北地方への石油製品の供給体制を強化するため、地震発生以来、石油製品を2万4000キロリットル以上、タンクローリー約1200台分を輸送した。これは震災前の東北地方への供給と比べて40%増となるレベル。

ただ、同社グループの東北地方にある約360か所のサービスステーションの稼働状況は、60%強にとどまっている。

同社グループは国内の全製油所でフル操業に入っており、今後も被災地に製品供給を増強していく構え。加えて仙台近郊にあるエクソンモービルの塩釜油槽所も東北地方向け燃料供給量を増やしていく。

このほか、同社では塩釜港が復旧して大型タンカーの入港が可能になったことから、塩釜油槽所に向けて5000キロリットル積載可能なタンカーを投入する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る