バンコクの街では日本への募金活動が盛ん

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BTSと呼ぶバンコク都市内高架鉄道の駅で、の募金活動をおこなうグループ。日本を学んでいる学生のようで、タイ語と英語と英語のメッセージボードを用意して日本の歌を楽しそうに歌いながら寄付を募っていた
BTSと呼ぶバンコク都市内高架鉄道の駅で、の募金活動をおこなうグループ。日本を学んでいる学生のようで、タイ語と英語と英語のメッセージボードを用意して日本の歌を楽しそうに歌いながら寄付を募っていた 全 4 枚 拡大写真

震災直後に被災地へ米1万5000tの提供とその輸送費用として2億バーツ(約5億3800万円)の予算計上を決めたタイ政府(しっかりとタイ国内にお金が回るようにしているあたりはさすが)。タイ王室も毛布2万枚を日本政府に寄贈するなど、東日本大震災におけるタイの公的な支援の手は大きい。

それは、民間レベルでも同様だ。「バンコクのスラム街でも日本への募金活動がおこなわれている」と日本でも報道があったが、バンコクの街を歩いていると日本への募金活動が予想を超える広い範囲で行われていることに驚かされる。

たとえば3月26〜27日にはショッピングセンターのサイアムバラゴンで「HANDS FOR JAPAN」というチャリティイベントを開催。日本人もよく訪れるタイスキのチェーン店「コカ」では、25日と26日の全店舗の売り上げ(“利益”ではない)を日本に寄付することを表明。日本人として、タイの人々のそんな心遣いは素直にうれしいし、なんとも心強い。

現地の人によると「タイは親日国家で、日本のことを憧れると同時に大切なパートナーだと考えている。それから、タイ王室と日本の天皇家は仲がいいので親近感を持っている」のだという。うれしい限りだ。

《工藤貴宏》

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