年8500tのレアアースを10年間 双日が調達ルートを確保

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マウント・ウェルド鉱山に完成したレアアース選鉱プラント
マウント・ウェルド鉱山に完成したレアアース選鉱プラント 全 2 枚 拡大写真

双日は、豪州でレアアース資源を開発するライナス・コーポレーション・リミテッドとレアアース製品の供給契約を締結した。今後10年にわたって日本の消費量の約3割にあたる年間約8500t以上のレアアース製品を、長期的に手に入れることができる。

双日は、ライナスとの間で、ライナスが生産するレアアース製品の日本市場の独占販売契約と総代理店契約を締結した。品種、品質面で日本国内の需要家の要求を満たす高品質なレアアース製品の安定的な供給に貢献できるとしている。

また、双日は、今回の契約に伴って石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)とともにライナスに総額2億5000万米ドル(約200億円)を出融資する。

現在、ライナスは国際的なレアアース需要の増大に対応するため、豪州西オーストラリア州マウント・ウェルド鉱山でレアアース資源開発と、マレーシアでのレアアース分離のための製錬所の建設を同時並行で進めている。

《レスポンス編集部》

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