年8500tのレアアースを10年間 双日が調達ルートを確保

自動車 ビジネス 企業動向
マウント・ウェルド鉱山に完成したレアアース選鉱プラント
マウント・ウェルド鉱山に完成したレアアース選鉱プラント 全 2 枚 拡大写真

双日は、豪州でレアアース資源を開発するライナス・コーポレーション・リミテッドとレアアース製品の供給契約を締結した。今後10年にわたって日本の消費量の約3割にあたる年間約8500t以上のレアアース製品を、長期的に手に入れることができる。

双日は、ライナスとの間で、ライナスが生産するレアアース製品の日本市場の独占販売契約と総代理店契約を締結した。品種、品質面で日本国内の需要家の要求を満たす高品質なレアアース製品の安定的な供給に貢献できるとしている。

また、双日は、今回の契約に伴って石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)とともにライナスに総額2億5000万米ドル(約200億円)を出融資する。

現在、ライナスは国際的なレアアース需要の増大に対応するため、豪州西オーストラリア州マウント・ウェルド鉱山でレアアース資源開発と、マレーシアでのレアアース分離のための製錬所の建設を同時並行で進めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る