GMは31日、ソウルモーターショーでロードスターコンセプト、シボレー『Mi-ray』を発表した。読んで字のごとく、韓国語で「未来」を意味する。100年にわたり継承されてきたシボレーのデザインに敬意を込めると同時に、新市場である韓国に掛けるGMの意気込みを表現した。
Mi-rayは、韓国で初めてシボレーの名を関して発表されるコンセプトカーであり、世界初公開のモデルとなる。シボレーらしさと革新性を表現したデザインは、韓国GMのデザインスタジオが担当した。ハイブリッドパワートレーンを搭載し、未来にあるべきシボレーの形を示す。
エクステリアデザインは、1963年の『モンツァSS』や1962年の『コルヴェア・スーパースパイダー』に代表されるシボレーブランドのスポーツカーにインスパイアされているという。
2シーターでドアは跳ね上げ式。ボディはカーボン製だ。フロントマスクはシボレーブランドらしさを継承、力強く盛り上がった前後フェンダーは『コルベット』のようにパワフルなスポーツカーであることを主張する。
環境性能も考慮し、パワートレーンはプラグイン充電も可能とするハイブリッドを搭載。4気筒1.5リットルターボエンジンに、モーターを組み合わせた。1.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターのみによるゼロエミッション走行も可能とする。トランスミッションはデュアルクラッチ式。さらにデュアルクラッチ式でありながら、アイドリングストップにも対応した革新的なモデルだ。