ヒュンダイは1日、3月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は32万4959台。前年同月比は1.7%増と、2月の12.1%増と比較して伸び率が鈍った。
海外では3月、26万2946台を販売。前年同月比は1%増にとどまり、こちらも2月の14.8%増から鈍化した。その内訳は、海外生産分が8%増の17万8396台と好調。しかし輸出分は、前年同月比11.1%減の8万4550台とマイナスに転じた。
海外では、とくに米国での新車セールスが好調。3月は2009年8月の記録を塗り替える過去最高の6万1873台。前年同月比は31.6%増と大きく伸びた。『ソナタ』が20.9%増の2万2894台をセールス。モデルチェンジした小型セダン、『エラントラ』(韓国名:『アバンテ』)も134.1%増の1万9255台を売り上げる。
地元韓国は回復傾向。3月の韓国新車販売は、前年同月比4.6%増の6万2013台と、2か月連続の前年実績超え。SUVが25.9%減の6460台と不振だが、乗用車が9.6%増の3万8877台、バスやトラックを含む商用車が、10.5%増の1万6676台と好調だった。
ヒュンダイの今年1-3月累計世界販売は、91万6051台。同社は2011年、前年比約8%増の390万台のグローバルセールス達成を狙う。