豊田自動織機、フォークリフト用部品などの製造をベトナムに移管

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豊田自動織機は、ベトナムにフォークリフト用部品などを製造する新会社を設立すると発表した。

ベトナム・フンイエン省にフォークリフト用部品、小型ウェアハウス用機器(スタッカー、ローリフト)を生産する新会社「トヨタ・インダストリアル・イクイップメント・ベトナム(TIEV)」を4月に設立する。

資本金は2500万ドルで、豊田自動織機が90%、住友商事が10%出資する。2012年4月から操業を開始する予定だ。

豊田自動織機は、TIEVでも、電動フォークリフト用主要部品を生産し、日米欧と中国にあるフォークリフト組立工場に供給する。まず走行モーター、荷役モーターなどの生産を高浜工場から新会社に移管し、順次、生産品目を拡大していく。労働コストの安いベトナムで生産することでコストを低減するのが狙い。

また、スウェーデンの生産拠点BTプロダクツから全世界に供給している小型ウェアハウス用機器についても、アジア向けの生産についてはTIEVに移す。コスト削減とともに、供給リードタイムの短縮も図れる。

豊田自動織機は今後も新興国市場の拡大にともない、環境性能にすぐれた機器を最短のリードタイムで供給できる生産・供給体制を構築していく方針。

《レスポンス編集部》

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