【東日本大震災】被災地の証言…家の中に大きな魚が

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1階部分が完全に水没するほどの高さまで津波が押し寄せた
1階部分が完全に水没するほどの高さまで津波が押し寄せた 全 10 枚 拡大写真
津波によって押し流され、倒壊した電車が横たわる福島県新地町。JR新地駅周辺は元から田園地帯だったというが、見渡すかぎりの平原を眺めていると背筋が寒くなってくる。本当に何も無く、動いているのは自衛隊の救援部隊と自分だけという状態だ。

多くの住民が避難所で生活しているが、高台に建つ家には残っている人も。そのうち1軒を訪ね、地震が起きた当時の情況を聞いてみた。

「最初の地震は立っていられないぐらいの強い揺れ。津波が来るとは思っていたけど、ここは高台だし、ここまで津波が来るなんて考えてもいなかった」

実際には1階部分が完全に水没するほどの高さまで津波が押し寄せたという。海からそう遠く離れた場所ではないため、海面換算では12m強の高さはあったようだ。

「水が引いた後に驚いたのは、何の種類なのかわからないけど、50-60cmもある大きな魚が何匹も家の中に転がっていたこと。数日で腐ってきたので庭に穴を掘って埋めちゃったけど。あとは大きなヘビ。これはもしかしたら床下に住んでいたのかねえ。かわいそうに、死んじゃっていました」

《石田真一》

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