日本自動車販売協会連合会が発表した3月の新車乗用車販売台数ランキングによると、ホンダの『フィット』が前年同月比3.4%減ながら2万2284台で2か月ぶりにトップに返り咲いた。
3月の新車市場は、東日本大震災の影響で月後半から自動車メーカーから販売会社への新車の供給がほぼストップ、販売会社は在庫の販売で対応したことから、在庫台数によって販売台数に影響した模様だ。
前月首位だったトヨタの『プリウス』は同44.6%減の1万9702台と半減し2位に転落した。3位はトヨタの『ヴィッツ』で同12.6%減の1万3915台だった。
4位は日産の『セレナ』、5位がホンダの『フリード』だった。6位のトヨタの『カローラ』は1ランクアップした。
7位の日産の『マーチ』は5ランクアップ、8位のマツダの『デミオ』が1ランクアップした。9位がホンダの『ステップワゴン』、10位がトヨタの『パッソ』だった。
トップ30位までで、新型車を除いて前年を上回ったのは7位の日産のマーチと30位の日産のエルグランドだけ。