三菱重工、中国で歯車機械の現地生産を開始

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三菱重工業は、中国・常熟市(江蘇省)に竣工した工作機械工場で、歯車機械の現地生産を開始したと発表した。

中国市場での自動車生産台数が急増していることから、現地関連メーカーの設備需要が増加しているのに対応するのが狙い。5月から出荷を開始する。

工場はシェアドファクトリー(複数製品生産工場)方式でゴム・タイヤ機械を生産する現地法人の三菱重工(常熟)機械内に設置した

生産開始した機種は、2002年に市場投入した切削油不要のドライカットホブ盤「GE15A」で、同機は世界で初めて完全ドライカットを実現した歯車機械のベストセラー機。最大径150mmまでの歯車を、環境に優しく低コストに加工できる。自動車、二輪車、建設機械や各種減速機などの高精度な歯車加工向けに拡販する。

生産台数は初年度約40台、4年後に約100台を見込んでいる。

一方、同社は4月11日に北京市で開幕する中国最大の国際工作機械展示会「CIMT 2011 第12回中国国際工作機械展覧会」にGE15Aとともに、門形5面加工機「MVR30」を展示するなどして三菱ブランドの浸透を図る。

《レスポンス編集部》

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