【上海モーターショー11】メルセデス Aクラス 次期型、小型スポーツに変身

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツは次期Aクラスとなる「コンセプトAクラス」を発表。スポーティな小型ハッチバックに生まれ変わる
メルセデスベンツは次期Aクラスとなる「コンセプトAクラス」を発表。スポーティな小型ハッチバックに生まれ変わる 全 10 枚 拡大写真

ダイムラーは7日、19日に開幕する上海モーターショーに、メルセデスベンツ『コンセプトAクラス』を出品すると発表した。

同車は、次期『Aクラス』を示唆したコンセプトカー。昨年3月のジュネーブモーターショーで披露されたコンセプトカー、『F800スタイル』に見られたメルセデスベンツの最新デザイントレンドが盛り込まれている。

大きく変わったのが、初代と2代目の背の高いMPVフォルムから、BMW『1シリーズ』やアウディ『A3』を意識した低いシルエットになることだろう。3ドアハッチバックのボディは、抑揚の効いたボディラインが特徴。長いノーズや小さくまとめられたガラスエリアが、スポーティな雰囲気を演出する。

次期Aクラスは、技術面でのハイライトも多い。まずは、エンジン。新開発の「M270」型直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンが採用される。コンセプトAクラスには、排気量2.0リットル版を搭載。最大出力210psを発生するとともに、最新の「ブルーエフィシェンシー」技術が導入され、環境性能も追求される。

トランスミッションは、新開発のデュアルクラッチ。駆動方式は引き続きFFだ。小型車クラスとしては世界初のレーダーを使った衝突回避システムや最新のブレーキアシストなど、安全面も進化している。

次期Aクラスは2012年、市販バージョンが発表される見込み。新開発のFFプラットホームからは、少なくとも3台の派生モデルが登場すると見られている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る