ホンダ、11日から四輪完成車生産を再開

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鈴鹿製作所(参考画像)
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ホンダは8日、4月11日から埼玉と鈴鹿で四輪完成車生産を再開予定であると発表した。開発・生産・営業の各部門において、事業再開に一応のめどが付いたといい、ホンダの全工場が再稼働することになる。

だたし、部品供給にはいまだ課題があり、四輪生産関連の操業は当面、当初計画の5割程度にとどまる見通し、一部の海外生産拠点でも減産を余儀なくされるという。

また、生産拠点の変更や代替なども検討しながら部品の安定供給を図り、早期の通常稼働を目指す。四輪開発についても、稼働のめどが立っている栃木の研究開発設備とサテライト事務所を併用し、開発のペースを震災前のレベルに戻すとしている。

東日本大震災により影響を受けた乗用車メーカー工場の操業状況は8日現在、以下の通り。

●トヨタ自動車…18〜27日操業

●日産自動車
追浜工場…11日から再開
栃木工場…18日から再開
九州工場…13日から再開
日産車体…11日から再開
日産車体九州…13日から再開
横浜工場…操業
いわき工場…18日から再開

●ホンダ
狭山工場、鈴鹿製作所(いずれも四輪)…11日から再開
熊本製作所(二輪・汎用製品)…操業

●マツダ…操業

●三菱自動車…操業

●スバル富士重工業…操業

●ダイハツ工業
本社池田工場、京都工場…15日まで停止
ダイハツ九州大分第2工場…11日から再開
滋賀工場(タント、ムーヴ)…操業。タントは18日から
ダイハツ九州大分第1工場(ハイゼット、ミラ)…操業

●スズキ
湖西工場、相良工場、磐田工場(いずれも四輪)…11日から再開
豊川工場(二輪)…操業

※順不同。期限のない停止・再開は、期限未定。また操業中のところも、いずれも部品・素材調達が不安定なため、本格的な操業ではない。

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