高速道路のあり方「日本の将来を見据えた結論」を 大畠国交相

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(22日 ・国交省) 撮影=中島みなみ
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「高速道路のあり方検討有識者委員会」(座長=寺島実郎日本総合研究所理事長)の初会合が7日開催された。今後の開催は、政務三役の判断で非公開で実施されることになった。

高速道路の費用の負担、高速道路網の整備、高速道路会社の取り扱いなど、高速道路ネットワークの行方を決める有識者委員会のため公開が求められたが、大畠国交相は8日の閣議後会見で非公開の理由をこう説明した。

「これについては、いろんなご意見がある。たしかにオープンにやったらいいじゃないかと私も思うが、発言者にさまざまな形で影響があってはならない」

大畠氏は「会議の内容については、できるだけオープンにしていきたい」と、委員会開催ごとに議事録は公開することを明らかにした。しかし、発言者名は伏せる。「関係者が多いので、率直なご意見をいただくために、ぜひご理解を賜りたい」と、述べた。

また、大畠氏はこの委員会の狙いについてこう話す。「民主党政権だからこういう政策にするとか、自民党政権だからこういうことにするということではなく、まさに日本の将来を見通すと、あるべき姿はこういうことだろうね、というひとつの結論がでるように努力したい」。

野党の意見を玄葉光一郎政調会長を中心に集約を図り、それを踏まえて政府としての結論を出す。

《中島みなみ》

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