オランダのスパイカーカーズ傘下で経営再建を目指すスウェーデンの名門、サーブ。同社が部品メーカーへの代金未払いで、生産を一時停止していたことが判明した。
これは7日、『ロイター』が報じたもの。同メディアによると、サーブはサプライヤーへの部品代金の未払いによって、パーツ供給が滞ったのを受け、スウェーデン・トロールハッタン工場の操業を3日間、取り止めたという。
サプライヤーの組織団体、FGKのCEO、Svenake Berglie氏は同メディアの取材に対し、「我々はサーブとの間で、数千万クローナ(1クローナは約13円)の代金支払いを巡って協議中」とコメントしている。
サーブの広報担当者は同メディアの取材に応じ、この件を認めた上で、「11日の週の前半にも、操業を再開したい」と語ったという。