[インディアン]本国の音と遜色ないデキ…騒音規制の違い

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東京ショールーム
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すべての車両が米国のノースカロライナ州で生産されている「インディアンモーターサイクル」。日本ではホワイトハウスが販売を行なっている。日本は法律が厳しいため、輸入時に苦労した点も多いという。ホワイトハウス取締役・古田篤識氏に伺った。

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「実はアメリカのワシントン州も排ガス規制はかなり厳しいです。環境問題に熱心な州ですからね。なので、日本で販売するにあたって変更したのは音量だけです。ただ音量を小さくするだけでなく、心地よい音を出せるように慎重に開発されています」(古田氏)

実際にエンジンをかけて音を聴かせてもらったが、古田氏の言うとおり、やかましくない音量だ。アメリカンバイク特有の味のある低音は響くが、音量を測定すると、日本の法律を満たしていると言う。

古田氏がもっとも「感心した」と語るのは、メカニカルノイズがほとんど聞こえないところ。通常、エンジン内部はピストンなどの機械が動いているため、「カシャカシャ」という音が聞こえる。しかし、インディアンのバイクはほとんど聞こえない。

また、ユニークなのはアナログスピードメーター。アナログの文字盤には数字が「140」まで書かれており、キロ表示とマイル表示をユーザーが切り替えられる。なお、エンジンの回転数はアナログメーター下部にある液晶画面にデジタル表示される。

《佐藤隆博》

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