日本自動車販売協会連合会が発表した3月の中古車登録台数は、前年同月比4.6%減の48万3933台となり、4か月連続でマイナスとなった。
車種別では、乗用車が同4.3%減の42万8349台とマイナスだった。このうち、普通乗用車が同4.0%減の19万4225台、小型乗用車が同4.6%減の23万4124台だった。
貨物車は同6.4%減の4万4990台となった。うち、普通貨物車が同7.6%減の1万7460台、小型貨物車が同5.6%減の2万7530台だった。
バスは同2.4%減の1721台、その他が同9.9%減の8873台だった。
新車需要の低迷で下取りとなる中古車がタマ不足となっていることから中古車登録台数も減少した。ただ、東日本大震災の被災地では、大量の車が津波などの被害で廃車となり、日常の移動手段を確保するため、車検残存期間のある中古車の需要が急増している。今後、中古車登録台数は増加する見通し。