フェラーリが、現在開発中の『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)後継車。その最大出力がランボルギーニ『アヴァンタドールLP700-4』と肩を並べ、最低でも700psを達成する見込みとなった。
これは11日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアは、フェラーリ関係者の「『F430』から『458イタリア』へ、『612スカリエッティ』から『FF』への進化を見れば、599後継車のパワーユニットがどうなるか、想像できるはず」という発言を取り上げている。
また、同メディアは別の情報源として、「599後継車の最大出力は最低でも700ps」とレポート。このエンジンは、FF用の直噴6.3リットルV型12気筒ガソリンユニット(最大出力660ps)をベースとし、最大出力は40ps以上も引き上げられるとのことだ。
599後継車は、2012年に登場予定。仮に最大出力が700psなら、ランボルギーニの最新作、アヴァンタドールLP700-4と肩を並べるとともに、歴代フェラーリ市販車としては、最強の心臓部を得ることになる。