フィアット、クライスラーへの出資比率引き上げ…25%から30%へ

自動車 ビジネス 海外マーケット
クライスラー本社
クライスラー本社 全 1 枚 拡大写真

フィアットグループは12日、クライスラーグループに対する出資比率を、25%から30%へ引き上げると発表した。

今回の出資比率引き上げは、米政府が増資の条件としていたクライスラーグループの北米以外での売り上げ目標が、達成できる見通しとなったことで認められた。

例えばブラジルでは、フィアット販売店の90%以上が、クライスラー車を取り扱うことで合意。同様に欧州でも、フィアットディーラーの90%以上が、クライスラー車を販売することが決定済みだ。これらには、クライスラーからフィアット、ランチアへのOEM車も含まれる。

今回の出資比率変更により、クライスラーグループの持ち株比率は、UAW(全米自動車労働組合)が59.2%、フィアットが30%、米国政府が8.6%、カナダ政府が2.2%となった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る