アストンマーチンV12ヴァンテージ…GT3レーサー誕生

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ヴァンテージ GT3
ヴァンテージ GT3 全 1 枚 拡大写真

英国アストンマーチンのモータースポーツ部門、アストンマーチンレーシングは13日、『V12ヴァンテージ』をベースにしたレース専用車、『ヴァンテージGT3』の概要を明らかにした。

同車は、2006年からルマンなどで活躍してきた『DBRS9』の後継モデル。市販のV12ヴァンテージをベースに、FIA(国際自動車連盟)のGT3レギュレーションを満たす変更が施された。

目を引くのは、巨大なリアウイングや地面すれすれに装着されたフロントリップスポイラー。ワイドタイヤを収めるために、前後フェンダーも拡幅され、迫力がアップしている。

エンジンは、6.0リットルV型12気筒ガソリンユニットをレース用にチューニング。最大出力は600ps、最大トルクは71.4kgmが目標だ。市販車の517ps、58.1kgmから大幅に強化される。トランスミッションは、パドルシフトのセミAT。車両重量は1250kgに抑えられた。

アストンマーチンは、同車の第1号車を今年7月に完成させ、本格的なテストに移る予定。その後、10台が生産され、2012年シーズンにデビューを果たす計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  4. 「完全にサクラを食いに来てる」ホンダ『N-ONE e:』発売に、SNSも熱視線!注目は価格と距離
  5. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る