【ファインテックジャパン11】自由に曲がるガラス、厚さは0.02mm
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自社開発の機械を使って、普通のガラスを削ったが、「いかにムラなく平坦に削るかが技術の見せ所で、なかなかできるものではない」(同社関係者)という。合成樹脂のフィルムでもここまで薄くするのは難しい。
ガラスはフィルムよりも耐熱性があり、透過性も高いため、これまでカーナビのモニターなど幅広い分野で利用されてきた。今流行のスマートフォンもそうで、同社の0.2mmのものが採用されているケースが多い。
そのガラスをさらに薄くできないかと限界まで挑戦したのが、今回展示した0.02mmのもので、すでに引き合いが数件来ているそうだ。
《山田清志》