住友金属、震災による損失600億円…期末配当は未定

自動車 ビジネス 企業動向
圧延再開した住友金属鹿島製鉄所熱延工場(4月12日)
圧延再開した住友金属鹿島製鉄所熱延工場(4月12日) 全 1 枚 拡大写真

住友金属工業は、東日本大震災の影響で、2011年3月期の連結ベースで600億円の災害損失が発生する見込み。

同社は、震災で鹿島製鉄所が大きな被害を受け、建設向けや自動車向けの製品出荷が滞っている。鹿島製鉄所の減産による販売減で2011年3月期は経常利益が約20億円減少する見込み。

また、今期分を含めた全設備の稼働完了までの現状回復費用、固定資産の減損損失、鹿島製鉄所の減算による操業度損失などで、2011年3月期に約600億円の災害損失を特別損失に計上する見込み。

また、震災前に期末配当は1株当たり2円50銭を予想していたが今回期末配当を未定にした。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  4. 「完全にサクラを食いに来てる」ホンダ『N-ONE e:』発売に、SNSも熱視線!注目は価格と距離
  5. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る