IHIなど、中小規模のLNG液化プロセス事業に参入

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現在建設中のGULF LNGターミナル(米国 ミシシッピ州)
現在建設中のGULF LNGターミナル(米国 ミシシッピ州) 全 1 枚 拡大写真

IHIは、米大手エンジニアリング会社アーカー・ソリューション社(AS)と共同で、チャート・エネルギー・アンド・ケミカルズ(Chart)とともに中小規模のLNG液化プロセスプロジェクト分野に参入する。

3社は連携して中小液化分野に参入することで、ここ1年で急速に動きが活発化してきたシェールガスの大幅な増産を背景とした米国産ガスの液化・輸出プロジェクトなどに対応していく。

CO2排出量が少なく、クリーンで使いやすいエネルギーであるLNGは今後、需要増加が見込まれている。開発も従来の大規模ガス田を中心としたものから、全世界で約2000か所ほどに点在する0.25~5兆立方フィート規模の中小ガス田、従来は燃焼処分などで廃棄されていた未利用ガス(随伴ガス)、炭層メタン、シェールガスなどの非在来型ガスなどに対象が拡大している。

Chartは、天然ガスの液化・冷凍プロセス部分のエンジニアリング、自社製コールド・ボックス、熱交換器をはじめとした機器の供給を担当し、ASとIHIは共同で、前処理、貯蔵、出荷、ユーティリティ、オフサイト設備などを含むプラント全体の設計、調達、建設とプロジェクトマネジメントを担当する。

IHIは今後、これまでの実績を足掛かりに、LNG事業のバリューチェーンを全て提供できるよう事業展開していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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