トリガー条項の判断「与野党折衝後」 玄葉国家戦略担当相

自動車 社会 政治
玄葉光一郎国家戦略担当相(政調会長)
玄葉光一郎国家戦略担当相(政調会長) 全 1 枚 拡大写真

玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は15日の閣議後会見で、ガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」の見通しを問われ「与野党折衝を踏まえて判断したい」と、述べた。

トリガー条項は、民主党が暫定税率と同率を維持する代わりに、ガソリン高騰時の国民負担を軽減するための設けたもの。13日の政府税制調査会では廃止に反対する意見が噴出。結論を先送りし、野田財務相と玄葉氏に一任することを決めた。

「私には一定の考えはあるが、これから与野党折衝がさらにあるので、それを踏まえて最終的に判断したい」

トリガー条項が発動すると暫定税率と同率の25.1円分の課税が停止される。再び課税が開始されるまでに最短でも3か月かかる。ガソリン小売価格は下がるが、3か月で4500億円の税収減となる。

このことを玄葉氏は「トリガー条項が発動されれば、1年間で最大1兆8000億円かかる」と付け加え、トリガー条項廃止に反対論の再考を求めた。

・被災地のガソリンスタンド営業情報を登録する
・近隣のガソリン価格を『カーライフナビ』で調べる

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る