【上海モーターショー11】ホンダ伊東社長、理念は中国で開発したことに大きな意味がある
自動車 ニューモデル
モーターショー

伊東社長は「広汽ホンダの企業ニーズからいってもエントリーのゾーンを広げたい、その時にそのクルマを、その値段にできるだけ近づけるのではなくて、その人たちに売れるようにと一所懸命、考えて創ったというところに意味があると思う」と、理念の位置づけを述べた。
さらに伊東社長は「これだけモータリゼーションが発展して世界一のマーケットになっている国では、地域特有のクルマがどんどん出ていくことは、間違いなく正しいことだし、むしろそれに対して他の地域がどうアジャストしていくかいう時代に入っていくかもしれない」との考えを示した。
ただ地域専用車であっても「ベースにはホンダのクルマという楽しさだとか燃費の良さだとかそういうものを必ず備え付けていなければならない」とも語った。伊東社長は19日開幕した上海モーターショー会場で一部記者団と懇談し、述べた。
《小松哲也》