【JNCAP】最高評価の運転席・助手席6つ星は11車種

自動車 ビジネス 国内マーケット
トヨタ・パッソ
トヨタ・パッソ 全 11 枚 拡大写真

国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)は、2010年度の自動車アセスメント(JNCAP)の評価結果を公表した。

2010年度は販売実績の多い12車種と自動車メーカーからの委託による5車種で衝突安全試験を実施した。

試験は、衝突安全性能試験としてフルラップ前面衝突試験、オフセット前面衝突試験、側面衝突試験に加え歩行者頭部保護性能試験、ブレーキ性能試験、サイドカーテンエアバッグの展開評価、前面衝突後席乗員保護性能試験、後面衝突頚部保護性能試験、後席シートベルト使用性評価試験及び座席ベルトの非着用時警報装置評価試験を実施した。

全ての試験項目を実施した14車種の試験の結果、衝突安全性能試験の総合評価で11車種が運転席、助手席とも最高の6つ星となった。6つ星はトヨタの『パッソ』、『SAI』、『ランドクルーザー』、ダイハツの『タントエグゼ』、『ムーヴ』、スズキ『スイフト』、フォルクスワーゲン『ポロ』、日産の『エルグランド』、『セレナ』、三菱自動車『RVR』、マツダ『プレマシー』。

歩行者頭部保護性能評価では、最高のレベル5の評価を得た車種が日産『ジューク』1車種のみ。また、前面衝突後席乗員保護性能試験は、レベル4が5車種、レベル3が8車種あった。

さらに、後面衝突頚部保護性能評価では、運転席、助手席で最高評価だったのはムーヴ、スイフト、パッソ、ジューク、ホンダ『CR-Z』の5車種だった。プレマシーとスズキ『アルト』の2車種が運転席、助手席で最低評価だった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る