JFE通期決算…増収増益、今期見通しは震災の影響で公表見送り

自動車 ビジネス 企業動向

JFEホールディングスが発表した2011年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比105.9%増の1828億円と営業利益が倍増した。

売上高は同12.3%増の3兆1955億円となり、2桁の増収となった。鉄鋼事業の生産は、海外の堅調な鉄鋼需要から連結粗鋼生産量は3147万tと、前期に比べ増加した。販売数量の増加と販売価格の上昇で大幅増収となった。

収益では、販売数量の増加と値上げによる収益率の改善などから経常利益は同139.3%増の1658億円となった。最終利益では震災に伴う特別損失283億円を計上したが、鉄鋼事業の増益でカバーし、同28.4%増の586億円となった。

一方、今期の業績見通しは原材料や鋼材販売価格が交渉中であるほか、東日本大震災の影響で合理的な算定ができないことから公表を見送った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る