トヨタ、震災により国内外で40万台の生産に影響…新美副社長

自動車 ビジネス 企業動向
会見後、報道陣の取材に応じるトヨタ新美篤志副社長
会見後、報道陣の取材に応じるトヨタ新美篤志副社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の新美篤志副社長は22日、東日本大震災に伴う国内外の工場での操業休止や減産による影響台数が現時点で約40万台に上ることを明らかにした。

新美副社長は同日、東京本社で開いた今後の生産状況に関する会見後、一部報道陣に対しコメントした。生産への影響について新美副社長は「今までで40万台くらい。国内30万、海外が10万くらいのダメージ」と述べた。

一方、今後の影響台数については「どのくらいのカーブで立ち上げられるかわからない。(現在の)5割(稼働)から(通常稼働に戻る)11月、12月にかけてほぼリニアに上がっていくのか、もうちょっと早めに上がるのかというあたりが、もう少しするとわかってくるのではないか」とし、具体的な規模は示さなかった。

また770万台としている2011年の世界生産計画の見直しについては「普通に考えると見直すことになるだろうが、今後11月以降も含め、どのくらい挽回できるかによってもわからない」と明言を避けた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る