日立建機、ハイブリッド油圧ショベルを発売…燃料使用量20%低減

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日立建機 ZH200ハイブリッド油圧ショベル
日立建機 ZH200ハイブリッド油圧ショベル 全 1 枚 拡大写真

日立建機は、「ZH200ハイブリッド油圧ショベル」を7月から発売すると発表した。

ZH200は、「ハイブリッド+(プラス)」を基本コンセプトに、ハイブリッドショベルの低燃費性能に加えて、さまざまな現場に柔軟に対応できる実用性を兼ね備えた新世代ハイブリッドショベルとして開発した。

ハイブリッドシステムは、旋回減速時に発生するエネルギーを電気エネルギーとしてキャパシタに蓄電し、旋回駆動時に旋回電動モータを有効活用することで燃料消費量を低減する。

日立グループの協力を得て新開発したハイブリッドシステムと、従来の油圧システムを進化させた油圧システムを融合した「トライアスHX」を採用する。ハイブリッドと省エネ油圧システムを組み合わたシステムの採用で、高い低燃費性能を実現した。これら新システムにより、従来機(『ZX200-3』)比20%の燃費を低減した。

カラー液晶の大型マルチモニタ画面には、燃料残量、水温計の表示に加えて、後方監視モニタ画面も同時表示可能とし、常時後方の安全確認ができるようにした。さらに、エコ運転をアシストする機能として画面に、エネルギーモニタ過去7日分の燃料消費・平均燃費を追加し、燃料使用量の管理が可能になった。

また、MLクレーン仕様(小型移動式クレーン仕様)やアタッチメント用配管も準備し、多様な作業に適用できるようにした。

販売目標は、日本国内で初年度約200台を見込む。価格は1950万円から。

《レスポンス編集部》

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