ダイハツ、前期3期ぶりに最高益更新

自動車 ビジネス 企業動向
ダイハツ・ムーヴ
ダイハツ・ムーヴ 全 1 枚 拡大写真

ダイハツ工業が27日発表した2011年3月期連結決算は、国内販売の落ち込みが軽微にとどまったことなどにより、営業利益は前期比2.5倍の1034億円と、初めて1000億円台を突破した。

期末に東日本大震災の影響を受けたものの、国内軽自動車販売は5%減の56万8000台となり、年度ベースで5年連続のシェアトップを維持した。海外の売上台数は22%増の36万6000台と大幅に増加した。

純利益は2.5倍の525億円。各利益段階で過去最高だった08年3月期を上回り3期ぶりの更新となった。大震災の影響は営業利益段階で100億円規模にのぼった。

また、約1500台の車両被害や生産停止に伴う休業固定費など計50億円の特別損失を計上した。今期の業績予想は開示を見送った。

伊奈功一社長は「震災や原発事故が今後、部品調達などにどれだけの影響を及ぼすか不透明なところが多すぎる。業績予想についてはしかるべき時期に発表したい」と釈明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る