三菱益子社長「今期は下期回復鮮明に」

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北米市場などで好調だったアウトランダースポーツ(日本名: RVR)
北米市場などで好調だったアウトランダースポーツ(日本名: RVR) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車工業は27日、2011年3月期の通期連結業績を発表した。東日本大震災の影響が期末に出たものの、営業利益は10年3月期比で2.9倍の403億円、純利益は3.3倍の156億円と大幅な増益を確保した。

ロシアや中国など新興市場での販売が大きく増加、小売ベースの世界販売は15%増の110万5000台となった。売上高は26.5%増の1兆8285億円だった。

震災による生産停止で販売できなかった車両は国内外で8800台となり、営業利益段階で27億円の影響を受けた。しかし、第2四半期時点の利益予想をほぼ確保した。

今期の業績予想は不確定要素が多くあるため、同日の開示を見送った。益子修社長は、「生産は第3、第4四半期と回復していくので、(収益面も)下期回復が通常年より顕著になる」との見通しを示した。

《池原照雄》

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