三菱益子社長「今期は下期回復鮮明に」
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ロシアや中国など新興市場での販売が大きく増加、小売ベースの世界販売は15%増の110万5000台となった。売上高は26.5%増の1兆8285億円だった。
震災による生産停止で販売できなかった車両は国内外で8800台となり、営業利益段階で27億円の影響を受けた。しかし、第2四半期時点の利益予想をほぼ確保した。
今期の業績予想は不確定要素が多くあるため、同日の開示を見送った。益子修社長は、「生産は第3、第4四半期と回復していくので、(収益面も)下期回復が通常年より顕著になる」との見通しを示した。
《池原照雄》