ホンダ池専務、減産で日本のシェアは間違いなく下がるが全需も縮小

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ池史彦専務
ホンダ池史彦専務 全 1 枚 拡大写真

ホンダの池史彦専務は、東日本大震災の影響に伴う減産で日本メーカーのシェアが間違いなく落ちるとしながらも、日本メーカー車の供給が減ることで全体需要も減少するとの見方を示した。

池専務は28日に開いた決算会見の席上語った。減産による海外市場への影響について池専務は「これは日本の自動車メーカー各社が共通に抱えている悩みで、間違いなく全世界での日本車ブランドのシェアは短期的に落ちざるを得ない」と述べた。

その一方で「供給できない分が全部、欧米あるいは他の国の車に流れるかというと、そうとも限らないと思う。そういう意味では全体需要そのものが下がるということは考えられる」と指摘した。

また国内市場については「震災直後は心理的に冷えていたが、生産規模が半分しか無く、いつ納車されるかわからないということで、いわゆるディーラートラフィック、買いたいというお客様もだいぶ戻り始めている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. デリカミニが一晩で別物に! プロ施工3ウェイ+サブウーファーの実力[car audio newcomer]by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST
  4. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  5. 中国向け新ブランド「アウディ」、初の量産モデル『E5スポーツバック』生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る