【SUPER GT 開幕戦】決勝…NISMO GT-R 1年10カ月ぶりの勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【SUPER GT 開幕戦】決勝…NISMO GT-R 1年10カ月ぶりの勝利
【SUPER GT 開幕戦】決勝…NISMO GT-R 1年10カ月ぶりの勝利 全 10 枚 拡大写真

2011年シリーズのSUPER GTが富士スピードウェイで開幕。昨年の日産『GT-R』は厳しいシーズンを過ごしたが、今シーズン開幕戦、23号車「MOTUL AUTECH GT-R」が制した。NISMO(ニスモ)は09年7月のSUGO戦以来1年10か月ぶりの勝利となった。

決勝レースの1日は、朝から断続的な雨模様。14時開始のレースはセーフティカーの先導により5周したのちレーススタートした。

予選6位からスタートした23号車のは、トレルイエ選手がオープニングラップで4位にポジションアップ、11周目には6号車「ENEOS SUSTINA SC430」を抜いて3位、その後、18周目には12号車の「カルソニックIMPUL GT-R」を抜いてトップに立った。

コースでは接触やスピンなどのアクシデントが発生、トレルイエ選手はそれらを避け15秒以上のリードを広げ、44周目に本山選手にドライバー交代。リードを活かすためニスモはタイヤ無交換で、レースを続行する作戦を取った。

本山選手がコースに入ると再び降雨が激しくなったが、本山選手は後続との間合いを見ながら周回を重ね、終盤にはさらにペースをコントロールしながら走行した。レース残り7周で、降雨の勢いが激しくなったため赤旗が提示されてレース中断。そのままレースは終了となった。

決勝レース後のインタビューに、本山哲選手は「最後は雨が降ってきていつスピンするか分からなく、コースに留まるのが難しい状況でした。そんななか、クルマもタイヤもチームも全て良かった。それが報われてうれしい」とコメント。

ブノア・トレルイエ選手は「序盤はすごく難しい状況だったが、チームや本山選手もがんばった。日本で災害が発生したという状況で、多くのファンに来ていただいてレースが行われたことが本当にうれしい」とコメントしている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る