BMWグループ米国販売、MINIが過去最高…4月実績

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MINI カントリーマン
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BMWオブノースアメリカは3日、4月の米国新車販売の結果を発表した。BMWとMINIの両ブランド合計で、2万5247台を販売。前年同月比は19.6%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

BMWブランドは、前年同月比8.9%増の1万8801台を販売。その内訳は、乗用車系が3.5%減の1万3642台、ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)が65%増の5159台だ。

乗用車系では、主力車種の『3シリーズ』が前年同月比14.5%減の7452台と、3か月連続で減少。『5シリーズ』は77.5%増の3668台と、7か月連続のプラスとなった。

『1シリーズ』は前年同月比12.9%減の1197台と、3か月ぶりに減少。『7シリーズ』も51.1%減の760台と3か月ぶりにマイナスへ転じた。『Z4』は28.9%増の299台と2か月連続で増加する。

SAVでは、新型を投入した『X3』が、前年同月比253%増の2277台と3か月連続の大幅増。『X5』は12.5%増の2360台、『X6』も36.3%増の522台と好調だ。

MINIブランドは、月販記録としては過去最高の6446台。前年同月比は67.7%増と、6か月連続のプラスを維持した。ハッチバックの『MINIクーパー/クーパーS』が、43.7%増の3367台を売り上げたほか、新型『カントリーマン』(日本名:『クロスオーバー』)も1709台を登録する。

BMWとMINIの2011年1‐4月米国販売は、前年同期比18.4%増の9万0204台。BMWオブノースアメリカのジム・オドネル社長兼CEOは、「ガソリン価格の上昇により、顧客が小型車へシフト。MINIのラインナップ拡大が需要に適合した」とコメントしている。

《森脇稔》

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