日本ミシュランタイヤは、東日本大震災の被災地の復旧に必要な生産財であるダンプトラック用タイヤの需給がひっ迫していることから、ダンプトラック用タイヤの日本への供給を従来計画から倍増すると発表した。
被災地では大量の瓦礫撤去作業にダンプトラックが活用されており、これに伴ってダンプトラック用タイヤの需給がひっ迫している。このため、ダンプトラック用タイヤの生産を優先する。
被災地の復旧に必要なダンプトラック用タイヤの日本への供給を優先、輸入本数を当初計画から倍増することで、被災地への安定供給を図る。
一方、同社では復興支援活動の一環として、顧客がトラック・バス用タイヤのリグルーブ(溝の再生作業)サービスを利用した場合、1本につき300円を日本ミシュランタイヤが義援金として積み立て、日本赤十字社を通じて寄付する「リグルーブ義援金プロジェクト」も5月11日から開始した。