ナビタイムジャパンは「スマートフォン&モバイルEXPO」で、近日中のリリースを予定している自転車向けナビゲーション「自転車NAVITIME」と「乗換NAVITIME」のデモアプリをメインに紹介。
自転車NAVITIMEの最大の特徴は、「ドーナツサーチ」と「高低差グラフ」だ。ドーナツサーチは、走行距離の目安を決めて走りたいユーザー向けの機能で、地図上に半透明で描画された同心円(範囲は任意に設定可能)内にある目的地の検索ができるというもの。目的地をセットすれば「距離が短い」「坂道が少ない」「坂道が多い」「幹線道路優先」「幹線道路回避」の5種類のルートが選択できる。
また自転車NAVITIMEではバッテリー消費を抑えるために近接センサーを利用して画面のバックライトをOFFにする「ポケットモード」、実際に走ったときのスピードで過去の走行を振り返ることができる「走行ログ」機能を備える。ブースではiPhoneのアプリが参考出展されていた。説明員によれば販売価格は「未定」とのことだ。
乗換NAVITIMEはAndroidスマートフォンやタブレットにインストールされたアプリが参考出展された。「NAVITIMEのサービスを幅広い方々に使っていただくために無償での提供を予定している」(説明員)とのこと。検索窓での駅名サーチだけでなく、路線図からの出発/到着/経由設定、駅ごとの時刻表、さらに鉄道の運行情報にも対応する。なおタブレット版は大画面での利用を考慮したUIとなっている点も特徴だ。
また乗換の検索と同時に移動経路の記録がスマートフォン上から利用でき、PCを利用して簡単に経費申請の伝票発行がおこなえる業務用サービス「ビジネスナビタイム」なども展示した。