中部電力浜岡原発が全て停止、節電対策が本格化へ

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中部電力は、5月14日10時15分の浜岡原子力発電所の発電機を解列し、13時に原子炉を停止した。これで浜岡原発は全ての原子炉で運転を停止した。

浜岡原発は、近い将来発生する確率が高い東海地震による津波被害で、福島原発と同様の事故につながるリスクが高いとして政府が運転停止を要請、同社は津波対策を実施した場合、運転を再開することを条件にこれを受け入れた。

5月13日13時56分に4号機の原子炉を停止したのに続いて、14日に5号機の原子炉も停止した。3号機は定期点検中のため運転を停止しており、運転再開を当面見送ることを決めている。これで浜岡原発の原子炉は全て運転が停止した。

浜岡原発の運転停止で、今後夏に向けて電力需給がひっ迫する見通し。東北電力、東京電力の管内に加え今後は、中部電力の管内でも電力を大量に消費する工場などでの節電対策が本格化する見通し。

《レスポンス編集部》

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