富士通テンは、5月7、8日に大阪城野外音楽堂で開催された「第21回大阪城ジャズフェスティバル」と、5月15日に神戸朝日ホールで開催された「第12回神戸ジャズヴォーカルクィーンコンテスト」に協賛したと発表した。
同社は「音を通じて社会に貢献する」という考えのもと、コンサートの主催・協賛など、特に地元・神戸で開催される各種音楽イベントの支援に力を入れており、今回の2つのコンサートの協賛もこの一環。
大阪城ジャズフェスティバルには会場に2日間合計で2700人が来場、野外ステージに響き渡るビッグバンド・サウンドを楽しんだ。イベントの企画・運営は大学生実行委員が実施し、会場には、震災被災地への応援メッセージを書き込む横断幕が用意されていたり、関東の大学生選抜バンドが特別ゲストとして出演、「音楽を通じて笑顔の輪を広げたい」という想いが詰まったイベントとなった。
また、神戸ジャズヴォーカルクィーンコンテストには、過去最高133組の応募者の中から本選出場権を獲得した10組が各自の持ち味を生かしたパフォーマンスを行った。今年から新たな会場となった神戸朝日ホールには約500人が来場した。
今年のジャズボーカル・クイーンは、東京都の小林ゆうこさんが、また、実力と将来性が選考のポイントとなる特別賞・富士通テン賞には、京都府の中川さつきさんが選ばれた。小林さんには、神戸の姉妹都市シアトルにある有名ライブハウス出演権が、中川さんには、富士通テンのスタジオ・f(フォルテ)でのプロモーションCDレコーディング権がそれぞれ授与された。