GMジャパン石井社長、ボルトの実証走行「できるだけ早く始めたい」

エコカー EV
シボレー・ボルト
シボレー・ボルト 全 6 枚 拡大写真
ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)の石井澄人社長は18日、日本で予定している航続距離延長型電気自動車のシボレー『ボルト』の実証走行について、「できるだけ早く始めたい」との考えを示した。

GMジャパンはボルトの日本での販売について未定としているが、石井社長は「この商品がいったいどういうものかを理解してもらうことも非常に大事かなと思っている。そういった観点でも技術的なところと営業的なところをにらんでのデモを日本でこれから進めていきたい」と述べた。

石井社長は「このマーケットで勝負しているものとしては是非入れたいと思っているが、非常にお客さんの要求値も高いし、それだけ競合マーケットなので、そこはバランスになる」と、日本投入に際しては乗り越えるハードルがあることをうかがわせた。

実証走行の詳細について石井社長は「これから詰める」としながらも「デトロイトは釧路くらいの所でアリゾナは沖縄ぐらいなので、そういう意味でいくと、あえて日本で寒い所や暑い所に持っていくというのは終わっているので、むしろ我々の手の届きやすい所で」という考えを示した。

石井社長によるとボルトの「アメリカの販売目標は、生産計画とのからみで今年が1万台以上。来年は50州に(販売地域を)広げることもあって4万5000台に持っていく。海外は今年の後半に中国とヨーロッパに持っていく計画」という。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る