アウディ A6 新型にアバント登場

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アウディ A6アバント
アウディ A6アバント 全 13 枚 拡大写真

アウディは18日、新型『A6アバント』の概要を明らかにした。前身の『100』を通して数えて、新型が7代目。新型『A6』には、2010年12月のセダン発表から半年遅れで、ステーションワゴンのアバントが加わった。

「アバント=美しいワゴン」の伝統に従い、新型もエレガンスかつスポーティなプロポーションを追求。低いルーフラインやフラットなDピラーが、ダイナミックな雰囲気を演出する。

ボディサイズは、全長4930×全幅1870×全高1460mm、ホイールベース2910mm。現行型(全長4925×全幅1855×全高1460mm、ホイールベース2845mm)に対して、5mm長く、15mmワイドで、ホイールベースは65mm延長された。

新型の大きな特徴が、軽量構造。車体の約20%にアルミを使用するなどして、現行モデル比で最大70kgの軽量化を実現する。「2.0TDI」グレードの場合、車両重量は1640kgだ。

ラゲッジスペースは、通常で565リットル(VDA計測法)。後席を倒せば、最大1680リットル(現行型は1660リットル)へ拡大する。オプションで、キーを携帯した人の足の動きで開閉できる電動テールゲートを用意。荷物で両手がふさがっている場合に、便利な装備といえる。

エンジンはすべて直噴で、ガソリン2機種とディーゼル4機種の合計6ユニット。V型6気筒をメインに、直列4気筒も設定される。全車にアイドリングストップ、ブレーキエネルギー回生システム、オンデマンド制御の補器類を採用。燃費は現行比で最大18%向上させた。

ガソリンは、V6の「2.8FSI」が最大出力204ps、「3.0TFSI」が最大出力300ps。ターボディーゼルはV6の「3.0TDI」が最大出力204ps、245ps、313psの3種類のバリエーション。4気筒の「2.0TDI」は最大出力177psで、欧州複合モード燃費20km/リットル、CO2排出量132g/kmという高い環境性能を備える。なお、セダンに用意されるハイブリッドに関して、現時点でアナウンスはない。

新型A6アバントは2011年後半、欧州市場で発売。ドイツでの価格は、4万0850ユーロ(約475万円)からと公表されている。

《森脇稔》

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