【インプレ】3DS『ワンピース アンリミテッドクルーズ スペシャル』マリンフォードモード

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ワンピース アンリミテッドクルーズ スペシャル ワンピース アンリミテッドクルーズ スペシャル
ワンピース アンリミテッドクルーズ スペシャル ワンピース アンリミテッドクルーズ スペシャル 全 10 枚 拡大写真

大人気の『ワンピースアンリミテッドシリーズ』が3Dとなって2011年5月26日『ワンピース アンリミテッドクルーズ SP(スペシャル)』として発売されるということで、プレイレポートをお届けします。

大人気の『ワンピースアンリミテッドシリーズ』が3Dとなって2011年5月26日『ワンピース アンリミテッドクルーズ SP(スペシャル)』として発売されるということで、プレイレポートをお届けします。

本作は週刊少年ジャンプで好評連載中の人気マンガ『ワンピース』のゲームを、数多く手がけてきた福岡のゲームデベロッパー「ガンバリオン」の最新作です。

ストーリーやキャラクター、グラフィックなどを原作どおりに反映させるには気の遠くなるような努力と作業が必要ですが、ワンピースラブのガンバリオンスタッフだからこそ、現在にいたるまで魂の込めたワンピースの作品を作り続けられています。そんな愛あるガンバリオン渾身作を3Dで触れることにドキドキしました。

本タイトルは『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード1 波に揺れる秘宝』、『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者』を収録しつつ、今作で1番の見所である「マリンフォードエピソード」が新たに加わっています。

ここでは『マリンフォードエピソード』をメイン紹介していきます。

Wii版のエピソード1(前編)、エピソード2(後編)を未プレイの方は、まずは一度今までレビューしてきた記事を拝見していただければと思います。

・『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード1 波に揺れる秘宝』
(http://www.inside-games.jp/article/2008/09/10/31109.html)
・『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者』
(http://www.inside-games.jp/article/2009/02/25/33869.html)

本作追加の『マリンフォードエピソード』では、原作マリンフォード編のシナリオに沿いバトルが繰り広げられていきます。戦いは様々なルートが用意されていて、プレイヤーの選択によって物語の視点が変化し、千差万別の遊び方で、何十時間も楽しめそうです。

オープニングシーンでは、なんと火拳のエースが処刑台に上がっていく光景を見ることができます。もちろん大筋のストーリー内容は原作に沿っていますので、ワンピース好きの方には是非とも見て頂きたいワンシーンとなっています。オープニングから3Dらしいシーンでとても魅力があります。

最初のオープニングシーンでは、なんと火拳のエースが処刑台に上がっていく光景を見ることができます。もちろん大筋のストーリー内容は原作に沿っていますので、ワンピース好きの方には是非とも見て頂きたいワンシーンとなっています。原作では触れていないシーンの再現もガンバリオンならですね。

次にびっくりさせられたのはグラフィックです。3Dになったキャラクターたちがどのように表現されたのか気になっていましたが、キャラクターの絵がより引き立って存在感を増していたことに驚かされました。

こちらの記事では立体視でお届できないことが残念ですが、マンガと3Dはとても相性が良く、とても見栄えが良くなっていました。グラフィックだけでも一見の価値があるため、ぜひ手にとって体験する事をオススメします。

また、多種多様なキャラクター陣にも感動しました。麦わらの一味だけではなく、王下七武海や囚人メンバー、海軍キャラクター、黒ひげまで戦闘で使えるのが魅力的です。白ひげ海賊団のお頭である白ひげやダイヤモンド・ジョズ、不死鳥のマルコも登場します。

各キャラクターの多種多様の技や名ゼリフを体験できるのも特徴の一つです。赤犬の「マグマグの実」の能力であるマグマの攻撃を忠実に再現されていいます。特に「大噴火」の技は見た目が爽快で気持ちがいいです。ガンバリオンの丁寧な開発には驚かされます。

マリンフォードモードだけではなく、「ワンピース クルーズ(前後編)」についても触れていきます。

今作はニンテンドー3DSでの発売となるためメニュー仕様に変更点がでています。画面が2画面となることで下画面のディスプレイがメニュー画面として表示され続けることになります。今までのWii版ではたびたびメニュー画面を開かなくてはいけなかったのですが、その手間を解消しているため非常に遊びやすくなっています。

また、サウザンド・サニー号での遊び幅は健在です。等身大としてゲーム内に映し出されているサニー号では、船内の探索や薬の調合、魚を釣ってのアクアリウム鑑賞、料理まで、ゆったりと船での生活を満喫して遊ぶことができます。ストーリーだけではなくこうした細かい部分までしっかりと作りこんでいるため、原作と変わらない景色にほれぼれします。

また、「ワンピース」好きならでは気付くようなファンサービスも用意しているようで、医務室の壁には、とある紙が貼られているようです。何が貼られているのか、原作と照らし合わせながら遊んでみるのも面白いかもしれません。こうした細かい作り込みや「ワンピース」ファンへの気配りがガンバリオンの良いところであり作品に対する愛情なのですね。

なお、Wii版ではあった「対戦モード」ですが、ニンテンドー3DS版では無くなっています。友達と対戦が楽しめなくなってしまったのは残念です。

「ワンピース」ファン、Wii版の『ワンピースアンリミテッドシリーズ』をプレイした方は、今回も是非遊んでみて下さい。今作も期待を裏切らない魅力的な作品となっています。

また、今作から始める方にとっては『ワンピースアンリミテッドクルーズ前後編』に加えて「マリンフォードモード」の全てを遊べ、100時間以上もワンピースの世界にひたることができます。是非、この機会にプレイしてみましょう。

『ワンピース アンリミテッドクルーズ SP(スペシャル)』は、5月26日に発売予定で価格は6,090円(税込)です。

(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)2008-2011 NGBI

【インプレッション】3DS『ワンピース アンリミテッドクルーズ スペシャル』マリンフォードモード

《カズヤ@INSIDE》

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