横浜ゴム通期決算…タイヤ値上げ浸透で増収増益

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横浜ゴムの環境タイヤ BluEarth RV-01
横浜ゴムの環境タイヤ BluEarth RV-01 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムが発表した2011年3月期の連結決算は、売上高が前期比11.4%増の5197億円、営業利益が同37.5%増の295億円と増収増益となった。

タイヤに加え、ホース配管、シーリング材、航空部品が好調だったほか、タイヤを中心に値上げが浸透、原材料費の上昇や円高による悪化を吸収した。操業度の改善やコスト削減が進んだことも利益を押し上げた。

経常利益は同24.6%増の234億円だった。東日本大震災の影響により10億円の特別損失を計上したが、純利益は同21.2%増の139億円となった。

タイヤ事業は売上高が前期比12.0%増の4116億円、営業利益が同20.9%増の250億円だった。国内外でタイヤ販売が伸び、原材料費の上昇や円高による悪化を吸収した。国内は低燃費性能を付加した高付加価値商品が市場から高く評価され、市販用タイヤが需要の伸びを上回る販売増となった。海外も米国や中国を中心に好調だった。

今期(2011年4〜12月期)の業績予想は、売上高が4710億円、営業利益が210億円、経常利益が190億円、純利益が110億円となる見込み。今期、決算期を3月31日から12月31日に変更するため、2011年度は2011年4月1日から2011年12月31日までの9か月決算となる。

《レスポンス編集部》

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