ケーブル式の家庭用EV充電器、パナソニック電工が発売

エコカー EV

パナソニック電工は、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)向け充電器『ELSEEV』シリーズに、新たに充電用コネクタケーブル搭載でMode3規格に対応する製品を開発した。Mode3に対応するスタンドタイプと壁面取付タイプを12月から発売する。

EVやPHVの注目が高まっており、日本国内で各自動車メーカーの開発が活発化している中で、普及にあたっては公共エリアや家庭向けなどさまざまなシーンに対応する充電インフラの設置が急務となっている。

今回、EVやPHV充電用インフラ設備ELSEEVシリーズとして、コンセント型(ケーブルなし)の展開に続き、充電用コネクタケーブル付き充電器「ELSEEV Mode3」を発売する。

新製品は、充電設備と自動車との接続確認機能などを内蔵したMode3方式で、充電ケーブルを搭載しているため車載ケーブルを取り出す手間が省け、充電作業時の利便性にも優れている。公共施設や商業施設の駐車スペースでの運用に適したスタンドタイプと、住宅などへの設置に対応した壁面取付タイプを同時発売し、充電インフラ設備の普及を促進する。

同社では今後、認証や通信機能を搭載した高機能タイプなど積極的に製品開発を進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る