日本デザイン機構は6月14日、東京・六本木の国際文化会館において、Voice of Designフォーラム「新エネルギー社会のデザイン」を開催する。
今回のフォーラムは、東日本大震災と福島原発問題が契機となって、今後のエネルギーの生産消費のあり方が課題となっており、技術面での課題はもちろん、社会としてこの転換期にどう立ち向かい、生活スタイルをどう構築し、文化に結実させるかが問われていることを踏まえて開催される。
かつて原子力の研究開発に携わり、現在はNPO法人環境エネルギー政策研究所所長を務めるかたわら、テレビにも多数出演する飯田哲也氏が、「これからのエネルギー社会づくり」というテーマで講演を予定している。その後は日本デザイン機構の5名の会員が話題提供を行い、来場者を交えて討論会を進めていく。
時間は17時30分から20時45分まで。参加の申し込みはVoice of Designオフィシャルサイト内イベントページで受け付けている。
日本デザイン機構は、社会課題に立ち向かうことを主旨として設立され、当初よりソーシャルデザインを標榜し活動してきており、近年は新たな構想の軸としてホロデザインという考え方を打ち出しつつ、さまざまな分野へ向けて積極的にメッセージを発信し続けている。