トヨタ、木・金曜の休業で100万kW低減 中部電力管内

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車堤工場
トヨタ自動車堤工場 全 6 枚 拡大写真

中部電力は、トヨタ自動車が7月から9月にかけて木・金曜日を休業にすることで、中部電力管内の平日の電力使用量のピークを100万kW下げる効果があるとの見通しを公表した。

【画像全6枚】

中部電力は浜岡原子力発電所の全面停止に伴って、電力供給不足が懸念されている。5月23日発表した今夏の需給対策では、火力発電所のフル活用などで供給力を上積みし、想定している最大重要を5%上回る電力供給力を確保したことを明らかにした。

今夏のピーク電力需要を引き下げるため、日本自動車工業会は、会員自動車メーカーが木・金曜日を休業とし、土・日曜日に工場を稼働させることを決めた。トヨタはこの決定に伴い7月から本社や九州工場を含めて木・金曜日に操業を停止することを決めた。

中部電力によると、この措置によって夏の平日の電力需要を100万kW下げる効果が見込まれるとしている。中部電力では今後、管内にあるトヨタ系部品メーカーなどの大口需要家に休日の分散を呼び掛けていく構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  3. 「ついに国内発売か」待望の3列シート、ルノー『グランカングー』登場にSNSでは「ワクワクですね~」と期待高まる
  4. シトロエンのSUVクーペ『バサルト』、バーチャルコンセプトを実車化…サンパウロモーターショー2025
  5. かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る